リフォーム手引き

浴室乾燥機をリフォームをする際に取り付けるならガス式がパワフルでおすすめ

浴室乾燥機をリフォームをする際に取り付けるならガス式がパワフルでおすすめ6月の梅雨や12月から2月までの雪が降る季節において、一番困ってしまうのが洗濯物の乾燥です。基本的に雨や雪が降った時には部屋干しになるのですが、外で乾かすより洗濯物が乾くのに時間がかかります。

さらに長時間部屋の中に洗濯物があると、残った洗剤の香りや生乾きによって発生する雑菌の臭いによって不快な気持ちになってしまうのも問題です。


そんな雨や雪が降る季節を見越して、リフォームをする際に浴室に浴室乾燥機を設置することの需要が伸びています。浴室の天井もしくは床に専用の温風機を設置し、浴室内の温度を上げることで一種の乾燥専用ルームにする設備のことです。
浴室内は圧迫感がないように、天井が高く設計されていることが多いです。そのためホームセンターで購入できる固定棒を利用すれば、多くの洗濯物を乾燥させることができるので便利です。


そんな浴室乾燥機をリフォームで取り付ける際に、ぜひ検討してほしいのが「ガス式」です。ガス式は台所で使うコンロや温水器のように、外部に設置した管から供給されたガスを燃やして使うタイプです。このガス式を活用するメリットは、やはりパワフルということです。

ガスの高温で空気を熱することで、電気式と違い60度から80度の大量の温風を浴室内に流すことができます。乾燥した高い温度の風によって、洗濯物の水分を瞬時に吹き飛ばすので乾かすことができます。


そしてガス式にするメリットは一度に大量に乾かせるだけではありません。浴室を活用する際にいろいろなメリットを与えてくれます。乾燥するためには60度以上の温風を活用しますが、温風の温度を50度以下に設定することも可能です。冬に浴室を使う際に、一番注意しなければならないのが温度差によって生じるヒートショックによる事故です。

そこで入浴をする前に30度から40度に設定した浴室乾燥機を作動させて、浴室を温めておけばヒートショックを予防することにつながります。


さらに浴室は湿度が高い場所なのでカビが繁殖しやすく、このカビが出す胞子はアレルギーの原因物質となる恐れも。
カビは湿度の高い場所を好むので、浴室乾燥機を60度以上に設定して湿度を飛ばせば、カビの繁殖を防ぐこともできます。