リフォーム手引き

米デュポン社のコーリアンワークトップにリフォームして快適なキッチンを手に入れよう

米デュポン社のコーリアンワークトップにリフォームして快適なキッチンを手に入れようキッチンのワークトップは、どうしても長年使っている内に汚れが染みついたりして、かつての美しさを次第に失っていくものです。中には、うっかり熱い鍋をそのまま置いてしまい、変色してしまったというケースもあるでしょう。

そのような場合には、ワークトップをリフォームしてみてはいかがでしょうか。ワークトップには、ステンレスや大理石、タイルなど様々な材質が使われています。しかしながら、メンテナンス性の良さだけでなく、見た目の美しさも譲れないという場合は、まず人工大理石という選択肢が考えられるでしょう。

米デュポン社のコーリアンワークトップは、1965年に世界で初めて開発された当時、新たな建築素材として大きな注目を集めました。それ以降、世界中の様々な場所で使われています。


メタクリル樹脂強化無機材で作られている素材ですコーリアンは、メタクリル樹脂強化無機材で作られている素材です。いわゆる、アクリル系人工大理石の分類に入ります。
人工大理石の中にはポリエステル系のものもあり、アクリル系よりも安価ですが、耐汚染性や耐水性、耐熱性などにおいてはアクリル系の方が優れています。また、コーリアンに使われている素材は、アクリル系の中でも耐久性やメンテナンス性で優れているため、キッチンカウンターという用途に向いていると言えるでしょう。最大の特徴は、高い耐久性です。

人工大理石は、一般的に傷や熱に弱いとされています。しかしながら、コーリアンの耐熱性や耐摩耗性は高く、メンテナンス面でも優れているのです。試験データを見る限り、耐汚染性や耐薬品性でも高い評価がされており、長い間美しい状態を保つことができるでしょう。水でサッと拭き取れる食品や調味料も多く、手入れも簡単です。

また、コーリアンが持つ色柄のバリエーションはとても多く、選択肢の幅もその分広げることができます。美しい石の模様が描かれているものだけでなく、単色のものもあります。ナチュラル系やモダン系など、インテリアのイメージに合わせたものを選んでみてはいかがでしょうか。